今日の出面をつける

現場から帰ったらその場で30秒。取引先と単価は前回の入力を引き継ぐので、いつもどおりの日なら日付を確かめて記録ボタンを押すだけです。

取引先を選ぶと基本単価が入ります。夜間・手当込みの日はここだけ書き換えればOK(この日の記録にだけ反映)。

取引先の登録・管理(最初に1回だけ)

常用で入っている取引先(元請け・応援先)と基本人工単価を登録すると、毎日の入力はリストから選ぶだけになります。単価が違う取引先のかけもちにも対応。

    稼働人工数 0人工
    売上見込み(税抜) 0
    稼働日数 0
    1人工あたり平均

    カレンダーの数字はその日の人工数です(半日は0.5)。

    取引先別の内訳(この月)

    月末の請求もれ防止に。「請求書」ボタンでそのままこの月の請求書を作れます。

    🧾 人工請求書を作る(分)

    表示中の月の出面記録から、取引先ごとの請求書を自動で作ります。数量は人工数、単位は「人工」。単価が月内で変わった場合は単価ごとに行が分かれます。請負一式・材料費などの追加行の手入力もできます

    発行者情報(あなたの情報。最初に1回だけ)

    請求書に印字されるあなたの情報です。入力内容はこの端末にだけ保存されます。

    適格請求書発行事業者の登録をしている場合のみ入力してください。未登録の場合は空欄のままで、番号なしの請求書になります。

    📄 確定申告用にCSVで書き出す

    日付・取引先・現場名・人工数・単価・金額・メモの明細CSVを書き出します。UTF-8(BOM付き)なのでExcelでそのまま開いても文字化けしません。会計ソフトへの取り込みや税理士への共有にもどうぞ。

    💾 バックアップと復元

    データはこの端末のブラウザ内にしかありません。機種変更・ブラウザのデータ消去で消える前に、全データ(記録・取引先・発行者情報)をJSONファイルに書き出して(Googleドライブ等に)保管してください。復元は書き出したファイルを読み込むだけです。

    データをすべて削除する

    この端末のブラウザに保存された記録・取引先をすべて消します。消す前にバックアップの書き出しをおすすめします。

    出面帳のつけ方と人工請求書の書き方——月末の請求書づくりを「毎日30秒」に変える

    出面帳(でづらちょう)とは

    出面(でづら)とは、建設現場に出た日数・稼働のことで、職人の世界では「今月は出面25」のように使われます。出面帳はその記録簿で、常用(日当×日数)で現場に入る一人親方・応援職人にとってはそのまま請求金額の根拠になる、いちばん大事な帳面です。1日現場に出れば1人工(にんく)、半日なら半人工(0.5)。月末に「何日どこに入ったか」を思い出そうとすると必ず抜けが出るので、その日のうちに付けるのが結局いちばん確実です。

    出面帳のつけ方——紙・エクセル・アプリ

    最低限記録するのは「日付・取引先(元請け)・人工数・単価・現場名」の5つです。手帳やカレンダーへのメモでも成立しますが、月末に取引先ごとに集計して請求書に転記する作業が残ります。無料配布されている出面表のエクセルテンプレートも多くは「会社が複数の作業員を管理する出勤簿」の形式で、一人親方が自分の請求書を作る用途には向いていません。取引先ごとの人工数集計と請求書への転記が手作業になるからです。このツールは、毎日の記録(30秒)から月末の請求書までを自動でつなぐことで、その転記作業自体をなくします。

    人工請求書の書き方(常用の書式)

    常用(日当ベース)の請求書は、数量に人工数、単位に「人工」、単価に1人工あたりの金額を書くのが一般的とされています。例えば月に15日、単価25,000円で入った場合は次のような1行になります。

    摘要数量単位単価金額
    常用作業(7月分)15人工25,000375,000

    半日の稼働は0.5人工として数量に含めます(15日+半日なら「15.5」)。また、同じ職人が常用と請負(工事一式)の両方で働くことは珍しくないため、1枚の請求書に人工の行と「○○邸 内装工事一式」のような請負の行が混在することもよくあります。このツールの請求書も、出面から自動生成される人工行に加えて、請負一式・材料費・経費などの行を手入力で追加できます。

    インボイス(適格請求書)で求められる記載事項

    適格請求書(インボイス)には、①発行者の氏名・名称と登録番号(T+数字13桁)、②取引年月日、③取引内容、④税率ごとに区分して合計した対価の額と適用税率、⑤税率ごとに区分した消費税額等、⑥交付を受ける事業者の氏名・名称——の記載が必要とされています(出典: 国税庁「インボイス制度の概要」・2026年7月確認)。消費税額の端数処理は1つの請求書につき税率ごとに1回とされており、本ツールは切り捨てで統一して計算しています。

    建設業では取引先(元請け)からインボイス登録を求められるケースが多く、全建総連などの2023年調査では、免税事業者だった一人親方の約5割がすでに登録番号を取得したと報告されています(2026年7月確認)。一方で、登録するかどうかは取引の状況によって判断が分かれるところです。ご自身の登録の要否・消費税の申告方法(簡易課税・2割特例など)は、税理士または所轄の税務署にご確認ください。本ツールでは登録番号は任意入力です。未登録の方は空欄のまま、番号なしの請求書として使えます。

    このツールの使い方

    1. 最初に「取引先の登録」で元請け・応援先と基本人工単価を登録する(1回だけ)
    2. 毎日、現場から帰ったら日付と人工数を確認して記録ボタンを押す(取引先・単価は前回値が入っているので、いつもどおりの日は実質ワンタップ)
    3. 夜間・手当込みで単価が違う日は、その日の単価欄だけ書き換える(取引先の基本単価は変わりません)
    4. 月末に月次ビューで人工数と金額を確認し、「請求書」ボタンで取引先ごとの請求書を生成 → 印刷またはPDF保存
    5. 月に1回、CSV(申告用)とバックアップ(JSON)を書き出して保管する

    よくある質問

    Q. 無料ですか?会員登録は必要ですか?
    A. 完全無料で、会員登録・メールアドレス・アプリのインストールは一切不要です。スマホでもパソコンでも、ブラウザでページを開いた瞬間から使えます。
    Q. 入力したデータはどこに保存されますか?
    A. お使いのブラウザの中(localStorage)にのみ保存されます。サーバーへの送信は一切ないため、運営者を含む第三者があなたの売上を見ることはできません。裏を返すと、機種変更やブラウザの閲覧データ消去でデータが消えるため、バックアップ機能でJSONファイルを定期的に書き出しておくことを強くおすすめします。
    Q. インボイス(適格請求書)に対応していますか?登録していなくても使えますか?
    A. 適格請求書で必要とされる記載事項(発行者名・登録番号・取引年月日・税率ごとに区分した対価の額・税率ごとの消費税額・宛名)を印字できます(国税庁公表資料を2026年7月に確認)。登録番号(T+13桁)は任意入力なので、インボイス未登録の方は番号なしの請求書として使えます。ご自身の登録の要否や請求書の税務上の取り扱いは、税理士または所轄の税務署にご確認ください。
    Q. 源泉徴収や値引きの計算はできますか?
    A. 対応していません。本ツールは出面の記録と人工請求書の作成に特化しており、源泉徴収税額の計算・値引き(マイナス行)には対応していません。源泉徴収が必要かどうかを含め、具体的な税務は税理士・所轄の税務署にご確認ください。
    Q. 半人工(半日)はどう記録すればいいですか?
    A. 人工数を0.5にして記録してください。入力欄の「半日(0.5)」ボタンを押すだけでも入力できます。人工数は0.5刻みで記録でき、請求書には合計人工数(例: 15.5人工)として反映されます。